こんにちは! ユースケです。
今日は、トイレに行く回数が多くなっているあなたへということでお話ししたいと思います。
おしっこの回数が多いのは良いこと?悪いこと?
トイレと言っても大と小がありますが、 今日は小についてのお話しです。
患者さんからよく聞かれるのはおしっこの回数問題です。
・トイレに行く回数が多い。
・残尿感がある。
・全部出しきれない感覚がある。
・昔に比べて勢いがなくなってきた。
・全部出るのにものすごく時間がかかる。
・ちょい漏れしてしまう
これらの問題を問題と思っていない方も多数いますが、
大きな病気が隠れている可能性もあるため念のため検査は必要かなと思います。
今は完全自宅で病院と同等レベルで検査ができるキットもありますので、
こちらを利用することによって時間と手間は省くことができますね。
↓
おしっこの回数が多くなる原因
おしっこの回数が多くなる原因は大きく分けると2つあって、
症状の背景にガンや腫瘍の場合を除けば、
膀胱内におしっこを溜める力が少ないか、
体内に余分な水分が溜まっているかのどちらかです。
膀胱というのはおしっこを溜めておく袋のような臓器で、
膀胱内におしっこを多く溜められないという方は、
おしっこが少し溜まるだけで神経の反射(おしっこに行きたい反射)が起こり、
おしっこに行きたくなります。
なぜ、正常ならたくさんおしっこが溜まっても反射が起きないのに、
少しのおしっこの量でおしっこに行きたくなるのでしょうか?
これは、膀胱周囲の筋肉の固さに原因があります。
年齢と共に筋肉が固くなっていくことは誰でも多少ならずあることですが、
下半身(膀胱周囲)の筋肉の柔軟性が衰えてくると、
おしっこ関係の問題が多くなってきてしまいます。
解剖学的には、膀胱括約筋と骨盤底筋の柔軟性の低下です。
簡単に説明すると、
カチカチの膀胱ではあまりお水が入らずすぐ反射が起こりトイレに行きたくなりますが、
ふわふわの膀胱であれば伸縮性のある袋構造になっているのでたくさんお水が入ってもおしっこに行きたい反射が起きにくいという仕組みになっています。
骨盤底筋の筋肉を刺激してあげることによって、
どんどんおしっこが溜められる能力が復活してきますよ。
おしっこの出る量が少ない原因
でも、おしっこの回数が多いのに出る量もいつも少ない・・・。
これは、カラダが冷えている時に起こりやすい現象ですが、
先ほどもお話しした通り膀胱や骨盤底筋が固いことが原因です。
カラダが冷えると筋肉が固くなりやすいのは想像つくと思います。
それに加え、カラダが冷えると汗もかきずらくなってくるので、
カラダの中の余分な水分を排出するのに自然に尿の量が増えるんですね。
骨盤周りの筋肉がカチカチ+尿量が増える
=
おしっこの回数が多い・出るおしっこの量も少ない
こういった式が成り立ちます。
体内に余分な水分が溜まっている時の対処法
次に体内に余分な水分が溜まっている時の対処法です。
この現象もカラダが冷えた時に起こりやすいものですが、
汗がかけなかったり、摂取する水分が少ない時に起こります。
体内では基本的に余分な水分が溜まってくると不調が起こり始めます。
その代表的なのが浮腫み(むくみ)であり、 水分の出入り(代謝)が滞っている証拠です。
カラダは摂取する水分が少なるなると、
『危険だ!』と感じ、 水分をカラダに溜めておく働きがあり、
これが正に浮腫みの原因の一つで悪いサイクルに入り始めます。
そのサイクルを止めるためには、 寒い季節でも年中しっかりと水分をとることです。
水分を摂るとおしっこの回数が増えてしまうんじゃないかと言われます。
確かに水分を取り出して3日くらいはおしっこの回数は増えますが、
その後も水分を摂り続けると、
おしっこの回数が減り1回に多くのおしっこが出るようになります。
正常に戻っていく過程で一時的に回数は増えるということですね。
最後に
これから寒くなる季節ですが、おしっこの回数が多くなっても水分補給は小まめに行うことをおすすめします。
おしっこの回数が多いからと言って水分補給の量が減ってしまうと、
カラダの違ったところに不調が出てきやすくなります。
人間のカラダはほとんど水分ですので。
まとめると、骨盤周りの筋肉を刺激してあげて、
水分補給をしっかり行うことによってトイレの回数は減り、
1度に出るおしっこの量は増えてきます。
しっかり溜めれる膀胱作りをしていきましょう。
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