過敏性腸症候群は、男性:女性 1:1.6と比較的女性に多いという統計が出ていますが、
僕的には、男性の方が多いんじゃないかなと思っています。
男性は下痢型が多くみられ、女性は便秘型が多くみられます。
お医者さんは、原因が解らない病気でも症状名をつけないといけないので、
女性の便秘症を過敏性腸症候群として診断しているからと考えています。
僕は鍼灸師なので、診断はしませんし診断名もつけませんが、
来院する男性の患者さんの中で、
病院へ行けば過敏性腸症候群と診断されるだろなっていう人は結構います。
最初腰痛や肩こりで来院されていても、
『腸がゆるいんです。』とか『おならがよく出るんです。』とか、
隠れた悩みを持っている人って意外と多いんですよ。
男性は特にですが、勉強熱心な方が多いんです。
自分で勉強して、筋トレをしたり、
いろいろ努力しておられます。
確かに目指すべき方向は間違ってはいないんですが、
その方法が間違っている場合が多いんです。
例えば、過敏性腸症候群でも、
症状のきつい方はだんだんカラダが痩せてきます。
だから、カラダを鍛えようとしたり、
プロテインを飲んだりしています。
カラダを鍛えることはいいことです。
プロテインを飲むこともいい事です。
しかし、根本的なところで間違いを起こしているんですね。
それは、痩せていく原因を取り除こうとしていないことなんです。
どれだけカラダにイイ事をしても、
根本的な原因にアプローチしない限り、
なかなか病からは抜け出せません。
しかも、この例で言うと、下痢型の過敏性腸症候群の方は、
プロテインがカラダに吸収されずに、
摂取したままの姿で便として出ることが多々あります。
何の為のプロテインかわからないですよね。
まずは、根本的な原因を見抜かないといけません。
原因は個人によって違います。
コチラに過敏性腸症候群の誰でもできる方法を書いていますので、
ぜひ参考にしてみてください。